名旅館や老舗ホテルが軒を連ねる箱根の中でも、特にラグジュアリーな宿が多いのが強羅エリア。その強羅を見下ろす森の中に、この【強羅花扇 円かの杜】は佇んでいます。
箱根湯本駅前のにぎわいを抜けこの宿がある丘の麓に付くと、まず迎えてくれるのは、春夏なら新緑の香り、秋なら鮮やかな紅葉、冬ならしんしんと降る雪。さて、徒歩ならば円かの杜に向かって丘の坂道を登ってまいりましょう。箱根強羅を初めて訪れると、その道程の勾配の強さに驚く人は多いはず。
まさに“箱根の山は天下の険”です。頑張って急勾配を登ると、自然豊かな森の光景が広がります。坂に森。円かの杜に到着すると気が付くはずです。ああここは、箱根にある大人の隠れ家なんだなあと。聞こえるのは野鳥の鳴き声と、しゅんしゅんと音を立てて登る湯けむり。静寂という上質で凛とした時間が、強羅の森、円かの杜で感じることが出来るはずです。
凛とした時間
さあ、宿のエントランスに入り、下足場で靴の紐を緩めると、なぜか優しい気持ちになっているはずです。その理由は立派な神代欅を使った縁台の一枚板、そして温かみのあるウッドチェアに花器……。ここには鋭角で金属を匂わせる設いがないのです。
目に映るのはオーバル(円)のデザインばかり。円かの杜とは屋号だけではなく、五感にも染み込む“円かなる所”なのだ、だから優しくなれるのか、と思わせてくれるのです。もちろん触れるものには、金属の冷たさはありませんから、触感からも優しい気持ちになれるはず。
すべての客室に露天風呂が設けられている
客室は至極の20室。すべてに露天風呂が設けられ、テラスからは箱根の絶景を一望できます。部屋湯だけでなく大浴場もあるので、家族でも楽しめるはずです。この大浴場、部屋湯とは異なる源泉が湧出しているので、館内で湯巡りを体感できるという、温泉好きの方はたまらないでしょう。お食事は相模湾の魚介、足柄の野菜、飛騨牛などを素材に、繊細な会席に仕上げたお食事を、完全個室で堪能できるのもまたうれしいのではないでしょうか。
円かの杜で過ごす時間は、誰にも何にも邪魔されず、ただひっそりとこもるのがおすすめです。こんな上質な大人の隠れ家、なかなかないと思います。
イメージギャラリー
ライター:加藤 壮一
施設情報
名前 | 強羅花扇 円かの杜 (ごうらはなおうぎ まどかのもり) |
住所 | 〒250-0408 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-862 |
TEL | 0460-82-4100 |
URL | https://gorahanaougi.com/madokanomori/ |
アクセス | 箱根湯本駅から箱根登山電車で強羅駅へ。強羅駅から箱根登山ケーブルカーに乗り継ぎ早雲山駅下車し徒歩5分 ※事前予約で強羅駅、早雲山駅より送迎あり |
施設 | 客室数/20室、地上3階 |
チェックイン | 15:00〜18:00 |
チェックアウト | 11:00 |
その他 | お子様:ご利用可能
ペット:ご利用いただけません エステ&マッサージ:あり フィットネスジム:なし 岩盤浴&サウナ:岩盤浴/あり サウナ/なし |
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