名所旧跡や文化財が日本で一番多い土地京都に、ガイドブックには載っていない素晴らしい庭園があります。春はソメイヨシノ、初夏のアジサイ、秋にはモミジ、冬はウメにツバキ……。四季それぞれに景観を変えるこの庭園、名前を「積翠園」といい、平安末期、平重盛によって作庭されたと伝えられています。敷地1万㎡のなかに3000㎡の池が広がる意匠の美しさは、まるでモネの描く絵画のようで、観る者を優しく瑞々しい気持ちにしてくれます。この美術品のような庭園をぐるりと囲むように建てられたのがフォーシーズンズホテル京都です。そう、このホテル、佇まいからして美術館のような雰囲気が漂っているのであります。

フォーシーズンズホテル京都の「積翠園」

館内に足を入れれば、フロントスタッフか総支配人まで「おかえりなさい」と声をかけてくれます。もちろん“ビジネスおもてなし”ではありません、あくまでも思いが伝わるトーンで。【積翠園】でスマホを構えると、清掃スタッフが手を止めてカメラマンをかって出てくれたり、レストランスペースの【ブラッスリー】で食事をすれば、席から見える風景をシェフが気にしてくれたりも……。フォーシーズンズホテル京都は設備も素晴らしいが、何よりそこで働く人達が人懐っこく優しいのです。

もちろん施設も最高です。ホテルが建つのは京都東山。全177室、平均50㎡以上確保された客室には、和の美を意識したデザインのファザードやウインドーフレームがそこかしこに配置されています。使用感と満足度を考え、選び抜かれたアメニティがサニタリーに並び、安眠を約束してくれるベッドやリネンは、できるなら自宅の寝室に欲しいくらい。

スパ・プール・フィットネスといったウエルネス施設は京都市内最大級というから非の打ち所がありません。

【ブラッスリー】で腕を振るう古賀隆稚シェフはフレンチの技法を用いつつも、和の素材や彩りを取り入れた逸品を創ってくれます。まさに“京都の伝統”と“フォーシーズンズというモダニズム”の融合を味わえるというわけです。

古賀隆稚シェフ
ブラッスリー

あたたかいサービスに洗練された設備。フォーシーズンズホテル京都は、これから、きっと古都のアイコンになっていくことだろうと想像できます。

さて、京都は旅行で訪れるだけではなくぜひ住みたい、という声をよく聞きます。歴史、風景、文化……、どれをとっても唯一無二の都市:京都。だけど、住むことはできるが、よそ者が“京都人”になるのは難しいとも言われています。どことなく流れる京都人のプライド、言葉、教育……云々、いろいろ理由はあるでしょうが、これがよそ者には理解し難いのです。「ぶぶ漬けでもどうどすか」なんて、その最たる例でしょうね。憧れの京都、訪れれば魅了されるが近づきすぎるとガツンと肘鉄、というのが京都の印象、まさにツンデレ(デレツン?)。

でも、そんな京都に住みたいを叶えてくれる併設レジデンス(住居施設)の用意もあるのがフォーシーズンズホテル京都。京都愛あふれるよそ者でも、古都に別邸が持てるチャンスです、これを機にぜひご検討あれ。

フォーシーズンズホテル京都ギャラリー

ライター:加藤 壮一

施設情報

名前 フォーシーズンズホテル京都 (ふぉーしーずんずほてるきょうと)
住所 〒605-0932 京都府京都市東山区妙法院前側町445-3
TEL 075-541-8288
URL https://www.fourseasons.com/jp/kyoto/
アクセス 京都駅から車で10分。バスは京都駅から京都市営バス(206系統:北大路バスターミナル行)に乗車し、「東山七条」バス停下車(約9分)、下車後徒歩約3分。京阪電車七条駅から徒歩約10分
施設 客室数/177室
チェックイン 15:00
チェックアウト 12:00
その他 お子様:可能
ペット:一部ご利用可能
エステ&マッサージ:あり
フィットネスジム:あり
岩盤浴&サウナ:岩盤浴/あり サウナ/あり

「フォーシーズンズホテル京都」にご興味をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。

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