2020年8月にオープンした【ハイアット セントリック 金沢】。セントリックと言えば、ホテルが建つ土地の文化や歴史を、モダンなセンスで取り込み、アーティスティックに表現するのが特徴とも言えます。そのハイアットブランドとしては北陸初進出となるセントリック金沢が、審美眼豊かな金沢の人々を、どのように魅了しているのか気になりませんか?

滞在はもとより、置かれた調度品はそれぞれ金沢文化を象徴するものばかり。壁の材質ひとつとっても、素材選びに理由が存在したり。箇所箇所に解説を付けてほしい、もしできるなら、ホテルのパンフレットが美術館の解説冊子のようになっていて欲しい、そんな楽しみを作ってくれるライフスタイルホテルなのです。

加賀友禅、九谷焼、金箔……etc. 。近年では21世紀美術館などが存する文化創造都市:金沢に、またひとつアートアイコンが増えました。それがハイアット セントリック 金沢です。ハイアットブランドのなかでも、独特のセンスでホテルロケーションの文化を表現するこのブランドが金沢に誕生させたというから気になるのは当然ですよね。

客室は全253室。7室のスイートはいずれもスタンダードルームとコネクトできる仕様になっています。ホテルのインテリアデザインは金沢の伝統工芸や歴史を感じさせてくれつつ、コンテンポラリーなテイストです。

金沢のマンホールをアートに

館内には100点以上のアート作品がそこかしこに配されており、その大半が金沢ゆかりを持つアーティストの手によるもの。館内の料飲施設には、地元の食材をふんだんに使用したグリル料理が特徴のオールデイダイニング「FIVE–Grill & Lounge」と、最上階にオープンエアスペースを持つバー「Roof Terrace Bar」があり、心地よい滞在を約束してくれるはずです。

さて、ベネツィア、ニューヨークや銀座といった、歴史とストーリーを併せ持つ土地にのみ生まれることが許されるセントリックが、なぜ金沢を出展地に選んだのか? その問いの答えを見つけるには、ホテルに飾られた金沢文化をモチーフとしたアート作品がヒントになることでしょう。そう、ここは、まるでハイアット セントリック 金沢という名のミュージアムなのです。

イメージギャラリー

ライター:加藤 壮一

施設情報

名前 ハイアット セントリック 金沢 (はいあっと せんとりっく かなざわ)
住所 〒920-0031 石川県金沢市広岡1-5-2
TEL 076-256-1234
URL https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-centric-kanazawa/kmqct
アクセス JR金沢駅 金沢港口(西口)を出て徒歩約2分
施設 客室数/253室、地上14階
チェックイン 15:00〜25:00
チェックアウト 12:00
その他 お子様:ご利用可能
ペット:ご利用いただけません
エステ&マッサージ:なし
フィットネスジム:あり
岩盤浴&サウナ:岩盤浴/なし サウナ/なし

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